非武装地帯の韓国側で北韓が埋設した地雷が爆発して韓国軍の兵士2人が重傷を負った事件を受けて、韓国軍が北韓の体制を非難する放送を再開し、現場周辺の警戒を最高レベルに引き上げるなど南北間で緊張が高まっているなか、
韓国軍とアメリカ軍は、最新兵器を使った過去最大規模の合同火力演習を12日から4回にわたって実施します。
国防部の関係者によると、この演習は3、4年に一度行われており、今年は北韓の武力挑発の可能性が危険な水準に達していることを考慮して、過去最大規模の演習になったということです。
演習は、ソウル北方の抱川市の訓練場で、12日、18日、24日、28日の4回行われます。
今回の演習には、韓国とアメリカ軍合わせて47の部隊およそ2000人の兵士が参加し、韓国軍のK-2戦車やK-21装甲車、FA-50戦闘機、連装ロケットとともに、アメリカ軍の攻撃用ヘリコプターアパッチ、A-10爆撃機などが投入されます。
国防部は今回の火力演習を通じて、北韓の挑発に即刻対抗できる態勢を整えたいとしています。