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オットー・ワームビア北韓制裁法 米下院で可決

Write: 2017-10-25 14:18:41

北韓を国際金融網から完全に排除することを柱とする北韓制裁法案「オットー・ワームビア北韓制裁法」が現地時間の24日、アメリカ議会下院で可決しました。
この法案は、去年、北韓に1年半近く拘束されたあと、こん睡状態で解放された直後に死亡したアメリカの大学生オットー・ワームビアさん(22)を追悼するために彼の名をとって「オットー・ワームビア北韓制裁法」と名づけられました。
法案は、北韓と取引する外国の金融機関と企業をアメリカが主導する国際金融体制から排除する「セカンドボイコット」を加える内容で、アメリカ下院は、現地時間の24日午後、議会本会議で、賛成415、反対2の賛成多数で可決しました。
この法案は、国連の安保理が採択した制裁決議など北韓への制裁を履行していない国に対しては、世界銀行など国際金融機構の支援も禁じるなど、あらゆる規制の度合いを最高レベルに引き上げています。
これは、事実上中国の企業と銀行を制裁対象にするもので、北韓に大きな影響力をもつ中国に圧力を加えるとともに、北韓の核・ミサイルの挑発が続く中、人権蹂躙の問題を目立たせ、北韓をけん制する狙いがあるものと見られています。

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