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トランプ大統領  非武装地帯の視察見送る  

Write: 2017-11-01 10:27:57

アメリカのトランプ大統領は来週の韓国訪問の際、歴代アメリカ大統領が訪れた、南北軍事境界線にある板門店のDMZ=非武装地帯を視察しないことになりました。
トランプ大統領の非武装地帯視察については、北韓を刺激し兼ねないとしてアメリカ政府内でも慎重な意見がありました。
ホワイトハウスは31日、トランプ大統領のアジア歴訪について記者会見し、「時間的余裕がない」として、板門店の非武装地帯を視察しない方針を明らかにし、その代わりに、ソウル南の平沢(ピョンテク)市にある韓国駐留アメリカ軍司令部の移転先である「キャンプ・ハンフリー」を訪れ、アメリカ軍兵士らを激励する計画を明らかにました。
これと関連し、ホワイトハウスの高官は、「キャンプ・ハンフリーは韓国政府による防衛費分担の立派な例であり、韓国政府はアメリカ軍基地建設に莫大な資金を提供した」と述べました。
2020年に完成するキャンプ・ハンフリーはアメリカ軍の海外陸軍基地のうち最大規模で、17兆ウォン、日本円にしておよそ1兆7000億円の工事費の半分以上を韓国政府が負担しています。
韓国政府は、トランプ大統領のキャンプ・ハンフリー視察が、韓国に対する防衛費分担金の引き上げ要求を和らげる肯定的な契機になるものと期待しています。

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