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金正男氏殺害 男性容疑者4人の国籍は「北韓」

Write: 2017-11-07 11:10:03

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の兄、金正男(キム・ジョンナム)氏がことし2月、マレーシアで殺害された事件で、逃走した男性容疑者ら4人の国籍は、全員北韓であることがわかりました。
マレーシア警察は6日、この事件の公判で、逃走した男性容疑者4人の身元を公開しました。
それによりますと、現場で暗殺を指揮したのは、57歳のリ・ジェナムで、金正男氏に猛毒の神経剤VXを塗って攻撃するようインドネシア女性とベトナム女性に指示したのは、ホン・ソンハクとリ・ジヒョンだということです。
また、金正男氏を攻撃する間、空港内のホテルでチェックアウトの手続きをしたのは、オ・ジョンギルで、いずれも北韓国籍だということです。
警察は、この4人が金正男氏を攻撃したあと、クアラルンプールの空港の出発ロビーに移動し、北韓大使館の関係者や高麗航空の職員と接触する姿を捉えた防犯カメラの映像を証拠として提出しました。
先月2日から始まったこの事件の公判で、マレーシアの捜査当局が男性容疑者らの国籍を北韓と明らかにしたのは初めてです。
北韓が、事件の背後にいることを否定し続けるなか、マレーシアの捜査当局は、裁判でこうした内容を公開する必要性を認識したものとみられます。

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