北韓が仮想通貨を盗むため、ハッキングを繰り返していて、すでに数百億ウォンにあたる仮想通貨が盗まれたことがわかりました。
国家情報院が5日、国会の情報委員会で報告したところによりますと、北韓は去年、韓国の仮想通貨取引所と投資家を対象にハッキングメールを送り付け、パスワードを盗み出し、数百億ウォンを盗んだということです。
北韓は、仮想通貨取引所の入社希望者を装って、ウイルスつきの願書をメールで送る手口を使ったということです。
国家情報院は、北韓が韓国の安全保障関連機関、防衛関連企業などを対象に電子メールやSNS＝ソーシャルネットワークサービスを利用したハッキングを繰り返しているとして、対応に万全を期していると語りました。