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金正恩氏が訪中 習主席と首脳会談

Write: 2018-03-28 09:21:55

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、25日夜から中国の北京を訪れ、習近平国家主席と初めての首脳会談を行ったことがわかりました。
北韓国営の朝鮮中央通信は28日、「金正恩委員長が習近平国家主席の招待を受け、今月25日から28日までの4日間の日程で中国を非公式訪問し、26日に習近平国家主席と初めての首脳会談を行った」ことを明らかにしました。
それによりますと、会談では、中朝関係の改善に加え、韓半島情勢などをめぐり意見を交わしたということで、特に来月末の南北首脳会談や、5月までに開かれる見通しの米朝首脳会談を前に「北韓の非核化」について協議したものとみられます。
中国は南北首脳会談、米朝首脳会談の前に中朝首脳会談を実現させることで、今後の非核化交渉で主導権を握る形となりました。
中国共産党の当局者によりますと、中国と北韓は今年初めから金正恩氏の訪中時期などについて交渉していて、中国側は、北韓が核放棄に向けて取り組む姿勢を示すことを金正恩氏訪中の条件にしていたということです。
今回、訪中が実現したということは、北韓から非核化に関する前向きな回答を得た可能性があり、関心が寄せられています。
金委員長が首脳会談に臨んだり外国を訪問したりしたのは、2012年4月に最高指導者に就任して以来初めてで、訪中には、妻の李雪主(リ・ソルジュ)氏や崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長らが同行したということです。

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