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「米朝首脳会談は中止」 トランプ氏が金委員長に書簡

Write: 2018-05-25 00:21:50

Thumbnail : YONHAP News

アメリカのトランプ大統領が北韓の金正恩委員長に書簡を送り、来月12日にシンガポールで予定されていた米朝首脳会談を中止すると伝えたことがわかりました。
これはホワイトハウスが韓国時間の24日午後10時50分頃、ツイッターでトランプ大統領の書簡のコピーを公表して明らかにしたものです。
このなかで、トランプ大統領は、「北韓が最近の声明で激しい怒りと敵意をあらわにした」ことを会談中止の理由にあげ、「いまは適切ではない」と指摘しました。
そのうえで、「北韓と世界は平和と繁栄の大きなチャンスを逃した。悲しいことだ」とし、
「いつの日か金委員長に会えることを期待している。金委員長の考えが変われば、電話をかけるか書簡を送ってほしい」と呼び掛けました。
米朝首脳会談をめぐっては、北韓が一方的に核放棄だけを求めようとするなら会談の開催を再考する可能性を示唆したのに対し、トランプ大統領は「北韓が非核化について一括妥結方式、あるいは速戦即決方式を取れば、北韓の体制を保証し、莫大な経済支援を約束する」とし、やや柔軟な姿勢を示したばかりでした。
これに関連しポンペイオ国務長官は24日 上院の公聴会で、米朝首脳会談の準備に関する問い合わせに対し、北韓がここ数日は応答していなかったことを明らかにし、北韓のこのところの言動について遺憾を表明しました。
北韓の核・ミサイル問題の解決の機運が高まっていた米朝関係は、重大な局面を迎えることになりました。 

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