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ビーガン特別代表 「終戦の準備ができている」

Write: 2019-02-01 13:54:35

Thumbnail : YONHAP News

アメリカのビーガン北韓担当特別代表は、31日、カリフォルニア州のスタンフォード大学での講演で、「トランプ大統領は戦争を終える準備ができている」と述べました。
CNNやロイター通信が報じたところによりますと、ビーガン特別代表は、講演のなかで「戦争は終わった。トランプ大統領は戦争を終える準備ができている」と述べたということです。
また、「われわれは北韓を攻撃しない。北韓政権の転覆を求めていない」と強調しました。
ビーガン特別代表は、「アメリカの大統領は、韓半島で70年間の戦争と敵対状況を乗り越えるときであるということを確信している。このような対立が続く理由はない」と話しました。
また、「われわれが核兵器に対して正しいことをすれば、韓半島に恒久的な平和体制が構築される可能性がさらに大きくなる」と述べました。
これについて、ロイター通信は、「ビーガン特別代表が、韓半島で70年間の戦争と敵対状況を乗り越えるときであると話したが、北韓が求めている終戦宣言が今回の2回目の米朝首脳会談の成果として出されるというニュアンスはなかった」と報じました。
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、ことしの新年のあいさつで、「韓半島のいまの休戦体制を平和体制に切り替えるための多国間の交渉」について触れたのに続いて、ことし初めに中国を訪れ、中国の習近平国家主席と会談した際にも、恒久的な平和保障の土台の構築を強調していました。
専門家らは、「 金正恩委員長がポンペイオ長官に約束した寧辺(ヨンビョン)の核施設の廃棄について、北韓の金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長がトランプ大統領に、より確実に約束した可能性がある。これに対する相応の措置として、アメリカは終戦宣言や平和協定のような、北韓が求める体制保障のための実質的な措置を取ることで合意した可能性がある」と話しています。
2回目の米朝首脳会談で韓半島の平和体制に向けた多国間交渉に関する本格的な議論が行われるのかどうかに注目が集まっています。

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