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DMZの「平和遊歩道」 今月末から一部を開放

Write: 2019-04-03 14:28:42

Thumbnail : YONHAP News

韓国政府は、民間人の出入りが制限されているDMZ=非武装地帯内に散策路を作り、民間に開放する、いわゆる「平和遊歩道(トゥルレギル )」の事業を今月27日から始めると発表しました。
DMZが一般の国民に開放されるのは分断以来、初めてです。
平和遊歩道造成事業は、去年9月19日の南北軍事合意にもとづいて、見張り所の撤去や遺骨の発掘などが行われた高城(コソン)、鉄原(チョロン)、坡州(パジュ)の3地域が対象となります。
まず、今月末から軍事境界線の鉄条網のすぐ南側にあたる高城(コソン)で、モデル事業の運営をスタートする予定で、訪問客は韓国軍の警護を受けます。
運営回数や参加者の人数は、軍事作戦や自然環境、生態保存に影響を及ぼさない範囲で決めるということです。
しかし、ことしに入って南北軍事合意の履行が遅々として進まず、南北対話が全般的に足踏み状態となっているなか、北韓側との事前の協議もないまま事業計画が発表されたことについて、一部では、民間人の出入りが韓国軍の警戒作戦に重荷となるおそれがあるほか、訪問客の安全も完全には保障されていないという懸念の声も出ています。

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