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韓米首脳会談と最高人民会議が11日に開催 非核化交渉どうなる?

Write: 2019-04-08 11:32:40

Thumbnail : YONHAP News

韓米首脳会談が開かれる今月11日に、北韓では重要政策を決める最高人民会議の第1回会議が開かれます。2回目の米朝首脳会談が物別れに終わって以降、こう着状態に陥っている非核化交渉の行方に、この日、何か転機があるのか、注目が集まっています。
アメリカのトランプ大統領は現地時間の6日、西部ネバダ州ラスベガスで開かれたユダヤ系ロビー団体の会合で演説し、「私は北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と非常に良好な関係を結んでいる」とし、金委員長と直接交渉したい考えを示しました。
ただ、「正しい合意」を強調していて、制裁維持の姿勢は崩さない構えです。
金委員長も最近、経済分野の視察を続けていて、11日の最高人民会議でも、ミサイル発射のような軍事的緊張を作り出すより、経済を優先に非核化交渉を続けたい考えを示す可能性があるという見方が出ています。
しかし、北韓も、段階的で同時平行的な履行という原則のもと、2回目の米朝首脳会談で提案した寧辺(ヨンビョン)の核施設の廃棄と引き換えにアメリカの対北韓制裁の一部解除を手にするという案は、譲れないものと見られます。
韓国政府はこうした米朝間の隔たりを埋めるため、「包括的な合意と段階的な履行」を仲立ち案として示していて、トランプ大統領が韓米首脳会談で、これを受け入れるかどうか注目されます。
問題は、金委員長が寧辺の核施設の廃棄を上回るすべての核プログラムの廃棄という包括的な合意に乗るかどうかです。
こうしたなか、韓国の盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長が最近、トランプ大統領の初代首席補佐官を務めたラインス・プリーバス氏とソウル市内で面談したことがわかり、関心を集めています。

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