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北韓外務省報道官、「飛翔体発射は自衛的で正常な軍事訓練」

Write: 2019-05-09 10:57:40

Thumbnail : YONHAP News

北韓は、飛翔体の発射から4日経った8日、初めて公式な立場を表明しました。
北韓外務省の報道官は8日、朝鮮中央通信とのインタビューのなかで、4日の飛翔体発射について「戦闘動員準備を抜かりなく整えることを目的とする火力打撃訓練だ」と述べ、自衛的かつ正常な軍事訓練だった点を強調しました。
一方で「今こうしている間にも、わが国を攻撃対象とする軍事演習の計画が絶えず作成されているが、どういう理由なのか、そのような挑発的な軍事訓練や軍事演習については誰も一言半句しないでいる」とし、韓米同盟訓練や爆撃機による飛行訓練に不満を示しました。
また、北韓の飛翔体発射は「9.19軍事合意」に反するとした韓国軍の立場についても「南側は主権国家を標的とした挑発的な連合空中訓練を行った。軍事合意についてとやかく言う資格はない」と主張しました。
こうした外務省報道官の発言をめぐっては、飛翔体発射に対する国際社会のネガティブな世論を遮断しつつ、今回の発射は韓国とアメリカに対する不満の表出である点を示唆したものと見られています。
一方で、北韓外務省が直接、挑発ではなかったと強調したことは、非核化交渉が続く間は、弾道ミサイルを含む強硬な軍事挑発は行わない可能性が高いことを示すとの分析も出ています。

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