一部のメディアで、2回目の米朝首脳会談が失敗した責任を取らされ、粛清されたと報じられていた、北韓の金英哲（キム・ヨンチョル）朝鮮労働党副委員長が健在であることがわかりました。
北韓の朝鮮中央通信は、北韓の金正恩（キム･ジョンウン）国務委員長と李雪主（リ・ソルジュ）夫人が2日、軍人の家族らによる芸術公演を観覧したと伝え、金英哲党副委員長も同行したと報じました。
また金副委員長が、金委員長の左側5番目の席に座っている様子を写した写真も公開しました。
この公演には、金副委員長だけでなく、崔竜海（チェ・リョンヘ）最高人民会議常任委員長など、労働党や人民軍の幹部らが揃って顔を見せました。
韓国の保守系の新聞「朝鮮日報」は、金副委員長が2回目の米朝首脳会談が失敗した責任を取らされ、強制労働の刑に処されたと報じていました。