ソウルでは、8日朝の最低気温が27度を上回ったままの熱帯夜となったほか、8日の日中の最高気温は南部を中心に35度を超える猛暑日となりました。
気象庁によりますと、8日朝の最低気温は、東部の江原道（カンウォンド）江陵（カンルン）で30度9分と、気象観測を始めて以来最も高くなったほか、南東部の大邱（テグ）が28度2分、ソウル27度3分、大田27度2分など、最低気温が25度を上回る寝苦しい熱帯夜となりました。
韓国では、このところ、全国的に熱帯夜が続いていて、ソウルでは7日連続、江原道で5日連続、済州島で27日連続の熱帯夜となっています。
また、太平洋高気圧が次第に強まって張り出してきていて、8日の日中の最高気温は、ソウルが32度3分、蔚山37度8分、全州36度7分など、南部を中心に猛暑日となり、気象庁では当分の間、夜は熱帯夜が続くとみています。
一方、電力当局では、産業界の休暇が来週10日前後にほとんど終わるほか、猛暑と熱帯夜が続いて、電力需要がピークに達するとみていて、さらなる節電対策を実施するとしています。