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南北テコンドー演武団 五輪期間4回の合同公演
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに合わせて北韓が派遣したテコンドー演武団と韓国の演武団は、オリンピック期間中、4回にわたって合同公演を行います。 韓国が主導する世界テコンドー連盟(WT)は8日、北韓から派遣された、北韓が主導する国際テコンドー連盟(ITF)に所属する演武団と韓国演武団の合同公演の日程を発表しました。 それによりますと、南北のテコンドー演武団は、平昌冬季オリンピック期間中、4回にわたって合同公演を行います。 まず、9日午後に平昌オリンピックスタジアムで行われる開会式の事前公演で公演し、10日には江原道(カンウォンド)束草(ソクチョ)で公演します。 そのあと、ソウルに移動し、12日ソウル市庁で公演し、14日にソウルのMBC本社のホールで演武を披露します。 開会式の事前公演を除く3回にわたる公演では、北韓の演武団が板割りや護身術などを、韓国の演武団が板割りや型などをそれぞれ25分ずつ披露したあと、10分間の合同公演を予定しています。 北韓の演武団は15日、韓半島西側の京義線陸路から北韓に戻り、国際テコンドー連盟の役員は仁川(インチョン)国際空港から出国します。
2018-02-09

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平昌冬季オリンピック 9日に開幕
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの開会式が9日午後8時、平昌オリンピックスタジアム競技場で行われます。 開会式の様子は地上波テレビ3局によって生中継されます。 開会式が始まる1時間前の午後7時からは事前公演が行われ、南北のテコンドー演武団による合同公演などが行われます。 続いて行われる開会式には、文在寅(ムン・ジェイン)大統領とIOC=国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長をはじめ、日本の安倍晋三首相など16か国・機関の首脳らが出席します。 開会式は「行動する平和=ピース・イン・モーション(peace in motion)」というテーマで行われ、世界の人々と一緒に行動で平和を築いていくというメッセージを投げかけ、開催地である江原道の5人の子どもが平和とは何かの答えを探し求めて冒険に出る内容の公演が、冬のおとぎ話のように繰り広げられます。 また、最先端技術を取り入れたパフォーマンスや韓国舞踊などが披露され、男性歌手チョン・イングォンや人気女性デュオ「赤いほっぺの思春期」などによる祝賀公演が行われます。 92か国・地域からの選手団の入場行進で、南北の選手団は一番最後に「COREA」という国名で、韓半島旗を掲げて合同入場します。合同入場に参加する南北選手団の規模は、北韓は40人あまり、韓国は150人あまりになると見込まれています。 南北選手団の合同入場行進は、2000年のシドニーオリンピックのときに初めて実現し、国際スポーツ総合大会では10回目となります。
2018-02-09

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正恩氏の妹 文大統領を北韓に招待か
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏が、10日に行われる歓迎昼食会の場で、文在寅(ムンジェイン)大統領を平壌(ピョンヤン)に招請する可能性が高いと、アメリカのCNNが北韓の事情に詳しい複数の外交筋の話として9日伝えました。 招請の時期は、ことしのいずれかの時点になるとみられるということです。 外交筋は、「まだ何も決まっていない」としつつも、北韓訪問の日取りは、日本による殖民統治が終わった8月15日になる可能性があると明かしたということです。 10日に行われる昼食会は、主にひとりだけが発言する外交儀礼の形式を避けて、インフォーマルなものとして行われるということです。 公式の昼食会として行われた場合、主な発言者は、北韓代表団のトップである金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長になりますが、昼食会をインフォーマルな形にすることで、与正氏は自由に韓国側とやり取りすることが可能になる見込みだということです。 外交筋は、北韓の文大統領招待について、「韓国とアメリカを仲たがいさせるためのもの」との見方を示しているということです。 CNNは、「文大統領はオリンピック後も北韓と対話を続けることを目指しているが、アメリカからは、オリンピック後は北韓と最大限距離を置き、北韓への圧力を強めるよう求められている」と分析しています。 また、CNNは、「与正氏は、今回の韓国訪問を、関係が疎遠になりつつある中国との関係回復のきっかけとして活用するとみられる」としています。
2018-02-09

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文大統領とペンス米副大統領が会談 
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、8日の夕方、平昌冬季オリンピックに合わせて韓国を訪れたアメリカのペンス副大統領と会談しました。 また文大統領は、「北韓の南北対話での態度に変化がみえている」として、 「オリンピックが北韓の核問題解決につながるよう、多角的な対話努力が必要」だと強調しました。 一方、ペンス副大統領は、「北韓が、核・ミサイル計画を完全かつ不可逆的に放棄するまで、最大限の圧力をかけるために、共に努力していく」として、両者の間の温度差を感じさせました。 大統領府青瓦台の高位関係者によりますと、文大統領は、今回米朝会談については触れていなかったということです。 一方、ペンス副大統領は、9日は開会式への出席に先立って、2010年に西の海、西海で起きた、北韓による韓国海軍の哨戒艦沈没事件の展示館を訪れ、脱北者と面会します。
2018-02-09

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金委員長の妹ら韓国入り あす文大統領と会談へ
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)氏ら北韓の高位級代表団22人を乗せたチャーター機が、9日午後、仁川(インチョン)国際空港に到着しました。 北韓が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに合わせて派遣する高位級代表団は、憲法上の国家元首、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長を団長とし、金正恩朝鮮労働党委員長の妹で補佐役を務める金与正朝鮮労働党中央委員会第1副部長、崔輝(チェ・フィ)国家体育指導委員長、李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長など22人からなっています。 空路で韓国入りする北韓の高位級代表団を趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官と統一部の千海成(チョン・ヘソン)次官、大統領府青瓦台国家安保室の南官杓(ナム・グァンピョ)第2次長が仁川国際空港で出迎えました。 金日成(キム・イルソン)主席の直系親族の韓国訪問は初めてです。 北韓の代表団を乗せ、平壌から仁川空港入りしたチャーター機の便名は「PRK-615」で、2000年に初めて行なわれた南北首脳会談で採択された「6.15南北共同宣言」を象徴するものと伝えられています。 代表団は、高速鉄道の特別列車で平昌に向かいました。 11日まで韓国に滞在し、開会式に先立って9日午後に江原道で開かれる、各国の首脳や高官が一堂に集まるレセプションに出席します。続いて、9日夜のオリンピック開会式に出席するほか、10日には文在寅(ムン・ジェイン)大統領との昼食会に出席します。 9日に開かれる歓迎レセプションやオリンピック開会式には、アメリカの代表団、北韓の代表団とも出席することになっており、注目されます。 歓迎レセプションにはアメリカのペンス副大統領夫妻と北韓の金永南最高人民会議常任委員長が出席し、午後8時に始まるオリンピック開会式には、金与正氏も出席します。 さらに、開会式には北韓で拘束され帰国後に死亡したアメリカ人大学生・ワームビアさんの父親が出席する予定で、会場には緊張感が漂うものとみられています。
2018-02-09

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文大統領とペンス米副大統領が会談 
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、8日の夕方、平昌冬季オリンピックに合わせて韓国を訪れたアメリカのペンス副大統領と会談しました。 また文大統領は、「北韓の南北対話での態度に変化がみえている」として、 「オリンピックが北韓の核問題解決につながるよう、多角的な対話努力が必要」だと強調しました。 一方、ペンス副大統領は、「北韓が、核・ミサイル計画を完全かつ不可逆的に放棄するまで、最大限の圧力をかけるために、共に努力していく」として、両者の間の温度差を感じさせました。 大統領府青瓦台の高位関係者によりますと、文大統領は、今回米朝会談については触れていなかったということです。 一方、ペンス副大統領は、9日は開会式への出席に先立って、2010年に西の海、西海で起きた、北韓による韓国海軍の哨戒艦沈没事件の展示館を訪れ、脱北者と面会します。
2018-02-09

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韓日首脳会談 慰安婦合意などで意見交換
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日午後、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック開会式に出席するため韓国を訪れた安倍晋三首相と首脳会談を行い、慰安婦問題をめぐる韓日合意や核・ミサイル開発を続ける北韓問題について意見交換しました。 安倍首相は9日午後、韓国北東部の襄陽(ヤンヤン)空港から政府専用機で韓国入りしました。安倍首相の韓国訪問は2015年11月以来で、文在寅政権になってから初めてです。 会談はおよそ1時間にわたって行われ、安倍首相は、慰安婦問題に関する2015年末の韓日合意について、韓国側の着実な履行を求めました。 これに対し、文大統領は「歴史を直視しながらも知恵と力を合わせて未来志向の関係を築いていきたい」と述べました。 北韓の核問題については、北韓への圧力路線の堅持し、韓日米3か国の連携を再確認しました。 両首脳はまた、未来志向の韓日関係を目指す認識で一致したほか、韓日中首脳会談の早期開催に向けて協力することで一致しました。 韓日首脳会談は去年9月以来で、韓国政府が韓日合意の新方針を今年1月に公表してから初めてとなります。
2018-02-09

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文大統領主催のレセプション 米朝の接触は見られず
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、9日午後、平昌冬季オリンピックの開会式に先立って、各国の首脳や高官が一堂に集まるレセプションに出席しました。 レセプションには、安倍首相、アメリカのペンス副大統領、中国の韓正 政治局常務委員、北韓の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議の常任委任長ら、韓半島問題にかかわる当事国の首脳や高官が出席しました。 この席で、文大統領は、「平昌オリンピックの開幕が世界平和に向けた出発点になるだろう」と述べました。 ところで、アメリカのペンス副大統領がレセプションの途中に退席したため、注目されていたペンス副大統領と北韓の金永南常任委員長が会って握手する場面は見られませんでした。 一方、安倍首相は、金常任委員長と握手し、言葉を交わしました。
2018-02-09

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文在寅大統領 米、中など主要国高官と会談
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、平昌冬季オリンピックに合わせて韓国を訪れたアメリカのペンス副大統領と中国の韓正 共産党政治局常務委員を迎えるなど主要国の高官らと相次いで会談します。 文大統領は8日午後6時半に大統領府青瓦台で、晩餐会を開きペンス副大統領夫妻をもてなします。 文大統領は晩餐会で、開会式への出席について感謝の意を示し、南北関係の改善や北韓の核問題の解決、韓半島への平和定着に向けて韓米間の連帯がさらに強化されなければならないことを強調するとみられます。 また文大統領が、北韓の核問題の解決に向けた米朝対話の可能性を打診するかどうかも注目されます。 韓国を訪れる前に日本を訪れたペンス副大統領が「北韓にまもなくもっとも強力で攻撃的な経済制裁を加える」と明らかにするなど、北韓への最大の圧力を加える姿勢を示したことから、文大統領との意見の隔たりがみられる可能性もあります。 続いて、文大統領は、中国の習近平国家主席の特別代表として韓国を訪れた韓正 共産党政治局常務委員と会談します。 会談で、文大統領は、北韓が対話に復帰するよう中国の役割を強調するとみられます。 このほかに文大統領は8日、スイスのベルセ連邦大統領、ドイツのシュタインマイヤー大統領、ポーランドのドゥダ大統領とも相次いで会談します。
2018-02-08

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カーリング韓国代表 混合ダブルス1次リーグで勝利
カーリング韓国代表が、平昌冬季オリンピックの公式な試合で初勝利を挙げました。 平昌冬季オリンピックの開会式は9日に行われますが、試合は8日から始まっています。 カーリングの混合ダブルス1次リーグが8日、江原道(カンウォンド)江陵(カンルン)カーリングセンターで行われ、韓国のイ・ギジョン、チャン・ヘジは、第7エンドでのフィンランドの棄権によって9対4で勝利しました。 これで韓国は、平昌冬季オリンピックの試合で2番目に勝利したチームになりました。 平昌オリンピックでの初勝利は、同じくカーリングの混合ダブルス1次リーグで、ロシアに勝ったアメリカが達成しました。
2018-02-08

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