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もう一つの南北単一チームか ボブスレー4人乗り
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックでは、アイスホッケー女子に加えて、ボブスレー4人乗りでも南北単一チームが結成される見通しとなりました。 国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)は、韓国時間の19日、公式ホームページで、平昌オリンピックのボブスレー4人乗りで、南北単一チームを見ることができると伝えました。 しかし、これは正式の出場ではなく、テスト走行になる見通しだということです。 4人の選手は、韓国選手2人、北韓選手2人で構成され、経験が豊富な韓国選手が操縦役のパイロットを務めることになるとみられるということです。 国際ボブスレー・スケルトン連盟の会長は、「ボブスレーはチームワークが最も重要なスポーツだ。選手たちは狭い空間で互いを信じ、協力しなければならない」と述べ、単一チームの結成によって南北の選手の絆が深まるだろうという見方を示しました。 韓国の文化体育観光部は、アイスホッケー女子以外の単一チームの結成はないと発表していますが、国際ボブスレー・スケルトン連盟の発表で、新たな単一チームの結成に向けた議論が始まるものとみられています。
2018-01-19

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北韓芸術団 20日に先遣隊
平昌(ピョンチャン)オリンピックに合わせた北韓による韓国への芸術団派遣で、北韓は現地を事前にチェックするための調査団7人を20日、韓国に派遣すると通知してきたと、統一部が19日明らかにしました。 調査団は7人で構成され、サムジヨン管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長が責任者を務め、陸路韓国入りし、2日間の日程で見てまわるとしています。 韓国政府は、検討後に返答する方針です。 南北は15日の実務者協議で、北韓が140人からなるサムジヨン管弦楽団を韓国に派遣し、ソウルのほか、オリンピックの競技会場がある江原道(カンウォンド)の江陵(カンヌン)で公演することで合意しています。
2018-01-19

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「南北合同入場は関係改善の出発点」 文在寅大統領
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日、平昌(ピョンチャン)オリンピックに出場する韓国代表が合宿訓練を行う中部の忠清北道(チュンチョンブクド)鎮川(チンチョン)にある「鎮川国家代表選手村」を訪問し、練習に励んでいる選手たちを激励しました。 文大統領は、北韓のオリンピック参加について、「南北の同時入場や合同チームの結成は、南北関係発展の良いきっかけになると期待する。冷え込んだ南北関係を解決する良い出発点になるだろう」と述べました。 文大統領はさらに、「南北が一つのチームを作って競技すること自体が後々まで歴史の名場面になり、国民と世界はその姿を見て感動するだろう」と強調しました。 そして「北韓の大会参加は、平昌オリンピックを黒字のオリンピックにする役割を果たすだろう」と述べ、今回の大会を「治癒と平和のオリンピック」にしていこうと呼びかけました。 文大統領は、男女のアイスホッケー韓国代表の練習を見守ったあと、「南北合同チーム結成が実現するかどうかとは別に、韓国アイスホッケーチームに対してより多くの国民の関心を集めるきっかけになるだろう」と述べました。
2018-01-18

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南北合同チーム結成で韓国に影響か 女子アイスホッケー
統一部は17日、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックのアイスホッケー女子で北韓との南北合同チーム結成を目指していることについて、「韓国選手らに影響が出ないように北韓側と協議している」と述べました。 統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は17日の定例会見で、 アイスホッケー韓国女子の監督が、北韓選手が加わることによって韓国代表選手に影響が及ぶと指摘したことについて問われると、「平和な五輪に向けた構想の一部だ。北韓の平昌オリンピック参加によって、韓国の選手に影響が出ないようにする」と述べました。 政府は、9日の南北閣僚級会談で、合同チームの結成を北韓に提案していますが、これについてアイスホッケー韓国女子代表チームを率いるサラ・マレー監督は16日、「オリンピックを目前にしてこうした話が出るのは衝撃的だ。新たな選手が入れば組織力にリスクとなりかねない」と指摘しました。 このため韓国政府は、エントリー枠を23人以上に拡大するなどして、韓国側に影響が出ない方向で検討を進めるとしていますが、エントリー枠を増やしても、ベンチ入りできる選手は1試合22人と限られるため、選手によっては出場の機会やプレー時間が減る恐れがあり、大統領府青瓦台のホームページには「韓国選手に犠牲を強いている」として、合同チーム結成への反対意見が多数寄せられています。
2018-01-18

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韓半島旗掲げ合同入場行進 南北次官級協議で合意
17日、板門店で行われた南北次官級協議で、平昌(ピョンチャン)オリンピックの開会式では、それぞれの国旗の代わりに、韓半島が描かれた旗を持って合同で入場行進し、女子アイスホッケーでは南北合同チームを結成して出場することで合意しました。 韓国と北韓は、17日、全体会議や、首席代表接触など10回の協議を重ねた結果、このような11項目の合意をまとめた共同報道文を採択しました。 それによりますと、北韓は30人あまりのテコンドー実演団を韓国に派遣して平昌とソウルで公演をすることになりました。また、230人あまりの応援団を派遣し、韓国の応援団と一緒に応援を行います。 そして北韓からの民族オリンピック委員会代表団、選手団、応援団、テコンドー演技団、記者団などは陸路を利用して韓国入りすることになりました。 また、北韓は冬季パラリンピックにも参加し、障害者オリンピック委員会の代表団、選手団、応援団、芸術団、記者団らおよそ150人派遣することになり、これについての協議をさらに続けていくことになりました。 そして北韓選手団が参加する競技種目や選手団の規模は、今週末の20日、スイスの IOC=国際オリンピック委員会本部で、IOCと南北のオリンピック委員会が協議して決めることになっています。  
2018-01-18

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日本から多人数の朝鮮総連応援団か 平昌五輪
17日に行われた南北次官級協議で、平昌(ピョンチャン)オリンピックへの朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の応援活動を保障することを決めたことから、日本から韓国を訪れる朝鮮総連の応援団の規模がどれくらいになるのか注目されます。 統一部の千海成(チョン・ヘソン)次官は、会談後に記者会見し、「北韓が朝鮮総連関係者の韓国訪問と応援活動への参加を求めてきた。これは南北が合意した230人規模の北韓応援団とは別のものだ」と明らかにしました。 朝鮮総連の応援団の規模についてはまだわかりませんが、過去の例からして、かなりの人数になるものとみられています。 2002年の釜山アジア大会では、北韓が選手団と応援団およそ650人を派遣し、朝鮮総連も440人規模の応援団を日本から送りこんでいます。 統一部の千海成次官は、総連の応援団について、「2002年に行われた釜山(プサン)アジア大会のときを参考にして、出入国に関する措置や競技場への案内、身辺保護などを支援する」と述べました。 総連関係者の中には韓国国籍も日本の国籍も取得せずに、法的には「無国籍者」に分類される「朝鮮籍」を維持している人もおり、こうした人は韓国外交部から旅行証明書の発行を受けて韓国に入国することができます。
2018-01-18

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先遣隊が23日、北韓へ 南北合意で相互訪問
平昌(ピョンチャン)オリンピックへの北韓の参加をめぐる南北合意を受けて、来週からは南北の先遣隊が相互訪問し、本格的な準備にとりかかる見通しです。 南北は17日の次官級協議で、オリンピック前の今月末か来月はじめに、北韓の金剛山(クムガンサン)地域で南北合同の文化行事を行い、代表以外の選手が、1泊2日で北韓の馬息嶺(マシンリョン)スキー場で合同練習を行うことでも合意しており、韓国側の先遣隊が北韓側の施設を点検するため、23日から2泊3日で北韓を訪れることになっています。この先遣隊には大韓スキー協会の関係者3人が含まれているということです。 先遣隊は、韓国選手の利用に備えて、北韓の江原道(カンウォンド)元山(ウォンサン)の葛麻(カルマ)飛行場も訪問します。 北韓は、スキーでは平昌オリンピックへの出場資格を獲得した選手がおらず、代表以外の選手の間での南北交流となるものとみられます。 一方、北韓は、韓国側の施設を点検するため、25日から2泊3日で韓国に先遣隊を送り込むことにしていて、具体的な協議は板門店の連絡ルートを通じて文書でやりとりすることになっています。 一方、開城(ケソン)工業団地の閉鎖と金剛山(クムガンサン)観光の中止によって断絶していた南北を結ぶ陸路が、北韓の平昌オリンピック参加を機に復元される見通しです。 北韓の選手団や応援団、テコンドー実演団は、2016年2月の開城工業団地の閉鎖以来断絶している、北韓の開城(ケソン)と韓国の坡州(パジュ)をつなぐ京義線の陸路を利用することにしています。 また、南北は、金剛山での合同文化行事や南北スキー選手の合同練習のため、2008年7月の韓国人観光客射殺事件で通行止めとなっている、江原道東部の高城(コソン)と金剛山を結ぶ東海線の陸路を利用することでも合意しています。 また北韓の芸術団は、板門店を通って韓国入りすることになっています。
2018-01-18

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230人の応援団派遣したい 北韓が提案
北韓は、17日、板門店で行われた次官級協議で、平昌(ピョンチャン)リンピックに230人の応援団を派遣したいという意向を示したと、統一部が発表しました。 次官級協議では、平昌に派遣する北韓側代表団の規模と移動経路、滞在費の支援、開会式での南北共同入場、南北女子アイスホッケー単一チームの構成などについて議論が行われました。 この席で北韓は230人の応援団を派遣する意向を示し、移動経路については、北韓から代表団や選手団、応援団、記者団が韓半島西の海、西海側の陸路で移動することを韓国側に提案してきたということです。 南北は午前の協議と昼食のあと、午後も協議を続けています。
2018-01-17

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「北韓が対話の意思表明を」 ティラーソン米国務長官
アメリカのティラーソン国務長官は16日、「いまは北韓と対話をする時期であり、北韓がアメリカとの対話を希望するという意思表明をするべきだ」と強調しました。 ティラーソン国務長官は16日、韓国戦争で国連軍に部隊を派遣した国など20カ国が参加しカナダのバンクーバーで行われた外相級会合の後、記者会見し、「対話を行うには、北韓の挑発的な行動の持続的な中断が必要だ」とした上で、北韓に対して、対話に踏み切る意思表明を行うよう求めました。 またティラーソン長官は、「北韓への対応で韓国とアメリカの間に温度差はない」として、核問題解決に向けて韓米間で意見の隔たりがないことを強調しました。 さらに、アメリカと北韓との戦争の可能性については、「北韓が外交的解決の道を選ばなければ、自ら軍事的なオプションを招く結果になる」として警告するとともに、アメリカによる北韓への軍事行動については、「決まってもいない問題にコメントする必要はない」として、あくまで平和的手段で問題解決に取り組む姿勢を強調しました。
2018-01-17

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平昌パラリンピックの記念切手 18日から発売
平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックが3月9日から始まるのを前に、韓国では18日から記念切手が発売されます。 記念切手は、大会マスコットの「バンダビ」が競技をする姿がデザインされた10種類、あわせて80万枚で、 一枚330ウォンです。 全国の郵便局で発売され、オンラインでも購入できます。 平昌冬季オリンピックの記念切手は、一足早く去年11月1日に発行されており、大会マスコットの「スホラン」が競技をする姿など20種類の切手が発売されています。 韓国では、2002年のワールドカップの誘致が決まった1996年に、ワールドカップ関連の記念切手が初めて発行されたあと、2002年には準決勝進出を記念する切手も発行され、その後は国際大会ごとに記念切手が発行されています。
2018-01-17

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