済州火山島と溶岩洞窟群

登録年度: 2007年

東西に約73キロ、南北に31キロと楕円形に広がる済州火山島と溶岩洞窟群は、2007年、韓国で初めての世界自然遺産に指定された。
済州火山島と溶岩洞窟群は、火山活動による奇岩怪石が特徴の韓国最高峰、漢拏山を中心に広がる「漢拏山天然保護地区」、海上に火山が噴出し山頂に巨大な噴火口を残す「城山日出峰」、拒文岳の噴火によって出た溶岩が海に向かって流れたことでできた「拒文岳溶岩洞窟群」の三つの地域に分けられる。
なかでも拒文岳溶岩洞窟群は、溶岩洞窟の特徴がよく表れており、他の二つの地区も火山噴火によって生じた多様な地形を見ることができるため、世界の火山活動を理解するうえで重要な場所となっている。

資料出所: 文化財庁

タンチョムル洞窟

資料出所: KBS

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