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特別番組

再生可能エネルギーの街、ソンデゴルへようこそ

2018-01-01



ソウル銅雀区のソンデゴル。どこにでもある普通の町ですが、省エネへの取り組みが盛んに進められています。

ソンデゴルの商店街では100余りの店のうちおよそ30%が太陽光パネルを設置しました。一般住宅も太陽光パネルを設置する家が増えています。
横1.6メートル、縦1メートルほどの太陽光パネルを設置すると、月5500ウォン程度の電気代を節約できます。

ソンデゴルはこれといった特徴のない普通の町でしたが、無公害のエネルギー源の太陽光発電を利用する人が増えると、全国から見学に来る省エネの町に生まれ変わりました。

ソンデゴルの住民は日ごろから節電にも努めています。
ソンデゴルの町の図書館にある「エネルギー節電所」は節電や省エネに関する勉強会を開いたり、この分野の専門家を招いて講演会を開いたりもします。
エネルギー節電所は節電を実践した人の中から「節電王」を選抜して表彰もします。
エネルギー節電所の勉強会に参加し、そこで得た知識で節電を実践した結果、月2~3万ウォンだった電気代を3000ウォンまで減らした人もいます。

ソンデゴルにはエネルギースパーマーケットもあります。このスパーマーケットでは太陽光を利用する携帯電話充電器、消費電力が少ないLED照明器具、節電コンセント、自分で簡単に組み立てることができるミニ太陽光発電キットなど、節電や省エネに関連したアイテムを販売しています。
ミニ太陽光発電キットは場所を取らず、簡単に組み立てることができ、取り外しも簡単で、引っ越すときは取り外して引っ越し先に持っていくこともできます。

こうした取り組みは普通の主婦のキム・ソヨンさんの呼びかけで始まりました。
キム・ソヨンさんは福島原発事故や台湾の大規模停電などのニュースに接してエネルギー問題に関心を持つようになり、町の住民に省エネへの取り組みを呼びかけました。
当初は住民の多くが消極的でしたが、徐々にエネルギー問題に関心を持つ人が増え、普通の町だったソンデゴルは省エネの町に生まれ変わりました。

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