ミスン |
우리 탁구는 (タックは) |
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잘 지내고 있습니까? (元気にしていますか?) |
イルジュン |
잘 지내고 있네. (元気だ) |
ミスン |
그래예? (本当に) |
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잘 지내고 있다고예? (元気にしているんですか?) |
イルジュン |
그렇네. (ああ) |
ミスン |
하기사. (会長なら) |
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회장님께서 어련히 잘 키워주셨을라꼬예. (立派に育ててくださったはず) |
イルジュンからタックは元気にしていると聞いて、ミスンは「“하기사” 会長がかわいがってくれているんでしょうね」と言いました。
これは、もともとは“하기야”という言葉で、“하기야”は、“そりゃあそうだ”とか“まあたしかに”とか
前に出てきた内容を肯定する、納得するという役割を果たしています。“もともとその話に同意”というよりは、“言われてみれば、そうだね”というニュアンスがあります。
その“하기야”が、今回は、“하기사”というふうに変わっています。この語尾の“사”というのは、実は慶尚道の方の方言なので、“하기사”も、もとは慶尚道で使われている言葉でした。それが、今は、全国的に使われるようになっています。普段あまり方言と意識されずに使われているほどの言葉なのでぜひ覚えておいてください。
① 会社の後輩が、自分一人でいろいろな仕事をこなせるようになったので
ほめてあげました。
そうしたところ、“もう2年目ですから”と言われ
“하기사 そりゃあ、成長もするよな” と言います。
② テレビで、サッカーのブラジル対韓国戦を見ながら韓国を応援していました。
だけど、残念ながら負けてしまいました。
そういう時
“하기사 相手はブラジルだもんな” とつぶやきます。