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文化

K-POPダンスの祭典、K-POPカバーダンスフェスティバル

2012-10-09



韓国を訪れる人を増やそうという「韓国訪問の年」にちなんだイベントの一つ、K-POPカバーダンスフェスティバルが9月22日、韓国南西部の観光都市、慶尚北道(キョンサンブクト)慶州市(キョンジュシ)で 開かれました。K-POPカバーダンスはK-POPアーティストのダンスやスタイルをホンモノそっくりにカバー、つまり真似ることを意味しています。今年のカバーダンスフェスティバルでは日本をはじめ、タイ、ロシア、ブラジル、アメリカ、オーストラリアなど世界各地で開かれた地域予選を勝ち抜いた13チームが本選の舞台に進出、そのキレ具合を競い合いました。

フェスティバルに参加しているのは、K-POPが好きな10代がほとんどです。彼らはK-POPだけではなく、韓国の文化や韓国語にも関心を持っていて、韓国の大学に留学して韓国語も学ぶケースが多くなっています。ほとんどが大学を卒業したあと、韓国と関連のある職業を希望しています。彼らはK-POPを通じて韓国を知り、韓国社会や文化に触れていることから社会に出てからも広報大使としての役割を果たすことができるのです。

去年に次いで開かれた2回目のK-POPカバーダンスフェスティバル。1次予選はカバーダンスの動画をホームページにアップロード、オンライン上で行われました。4月から始まった1次予選には71の国から1841の動画が登錄されました。その中から選ばれたチームが11の国で開かれた地域予選に参加、韓国で開かれた最終ラウンドに進出したのは13チーム、70人あまりでした。



1800あまりのチームの中から決戦に進出した参加者たちは5泊6日の日程で、ソウルをはじめ、韓国の観光スポットを訪れたり、K-POPダンスの振り付けを担当しているプロのダンサーの前で自分たちのダンスを披露し、特別なレッスンを受けたりします。1800あまりのチームから選ばれたとはいえ、ミュージックビデオを見ながらK-POPダンスをおぼえてきたフェスティバル参加者にとって、専門家のアドバイスとレッスンは貴重な体験です。

本選の舞台が始まりました。2度の予選を通過しただけあって舞台の上ではホンモノのK-POPスターさながらのキレのあるダンスを繰り広げました。K-POPカバーダンスフェスティバル参加者たちは東方神起、インフィニティ、2ne1など、海外でも人気を集めているK-POPスターの歌に合わせて華麗な舞台を披露します。

11ヵ国から13チームが進出したK-POPカバーダンスフェスティバル本選。今年の優勝チームはタイから参加した「ロリポップCZ(Lollipop CZ)」でした。韓国の若者にも人気のあるビッグバンのカバーダンスを披露した「ロリポップCZ(Lollipop CZ)」はダンスだけではなく、衣装やヘアなどビッグバンのスタイルまで完璧にカバーし、最高のカバーダンスチームに選ばれました。優勝を逃したチームもアンコール舞台に惜しみない拍手を送ります。

今年のK-POPカバーダンスフェスティバルには71の国の若者が参加しました。その数からも分かるように海外のK-POPファンはますます多くなっています。そんなK-POPファンを一つにするイベント、K-POPカバーダンスフェスティバルは韓国だけではなく世界の若者を魅了するK-POPの祭典になっています。

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