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文化

ダイエットのトレンド

2013-01-29



年が明けると、私たちは目標を立てて新年の覚悟を新たにします。ダイエット、禁煙、外国語の勉強、財テクなど、いろんな目標が登場しますが、一番多いのは何と言ってもダイエットです。

シェイプアップ、自信回復、健康などダイエットを始める理由はさまざまです。ここ数年、韓国人の肥満率は少しずつ高くなっていて、健康上の理由でダイエットが必要な人も多くなっています。10年前まで、韓国の成人のうち、肥満人口の割合は20%ほどでした。ところが、最近、30%を上回り、持続的にその割合が増加しているのです。

ダイエットを決心した人たちはそれぞれの目標を決めてヨガ、ダンス、水泳、ジムでの運動などいろんな方法で体重との戦いに挑んでいます。カラダを動かすことも大事ですが、ダイエットの基本は何と言っても食事療法。食欲を抑えるのが一番苦しいようです。しかし、食べたいという誘惑を振り切って、同時に運動をしないと、体脂肪を減らすことはできません。食事量を減らすだけでは、体脂肪ではなく筋肉の量が減ったり、肌の弾力を失ったりするなど、老化につながるからです。そのため、年が明けるとフィットネスセンターはいつもにぎわいます。

筋肉の量を増やすためのウェイトトレーニング、ランニングマシーン、サイクリングマシーンなど、フィットネスセンターは新年の目標を達成するために汗を流す人たちでいっぱいです。しかし、正しい使い方を知らないで運動をするとカラダに無理をきたす場合もあります。そのため、最近、フィットネスセンターでは自分のカラダに合った運動の量と方法をマンツーマンで教えてくれるパーソナルトレーニングがトレンドとなっています。



ダイエットにもトレンドがあります。ボクシングもその一つです。ボクシングは短い時間に大量のエネルギーを使うスポーツで、短時間にダイエット効果が出せるため、女性たちに人気を集めています。ボクシングには正統ボクシングとエアロビクスの要素を取り入れたボクシング・エアロビクスがあって、ダイエットのためのボクシングはステップの幅が広く、ジャブの動きが多いのが特徴です。歌に合わせてステップを踏みながらジャブやパンチの動作が入るので、退屈しないで運動することができます。

ボクシングのように活発な運動は合わない、という人に人気があるのがホット・ヨガです。ホット・ヨガはヨガの発祥の地、インドの蒸し暑い気候などインドに近い環境で進められるため、固くなった筋肉をほぐすのにぴったりの運動です。室内の温度が高いため、ゆっくりと動いているにもかかわらず大量の汗が流れます。

ダイエットの決心を最後まで守り続けるのは大変なことです。しかし、それだけに目標を達成した人は健康の面でも、精神的な面でも満足度が高く、自分との戦いに勝ったという自信を取り戻すこともできるのだそうです。ダイエットは心だけではなく、見える美しさも重視される社会、現代に生きる私たちの宿命なのかも知れません。

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