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文化

韓国を訪問した「ウィキコリア遠征隊」

2013-09-17



ソウルを代表する若者の街、弘益(ホンイク)大学界わいの屋台。14人の外国人が屋台で注文したのはキムチチゲと、鶏の足を辛いソースで炒めたタクパルでした。韓国の屋台で韓国ならではのメニューに挑戦したのは、8月19日から25日まで、1週間の日程で韓国を訪れた外国人14人の。3万3千人という応募者の中から選ばれた人たちで、韓国の文化を体験し、世界に紹介するという「ウィキコリア遠征隊」のメンバーたちです。

今年の6月、韓国観光公社はホームページを通じて、「サイのウィキコリア」と題したオンライン・イベントを開きました。「サイのウィキコリア」とは「江南(カンナム)スタイル」で一躍有名になった歌手、サイが登場し、韓国の観光スポットや食べ物、韓国の楽しみ方などを、オンライン百科事典の「Wikipedia(ウィキペディア)」のように、分かりやすく紹介しようというイベントです。韓国観光公社は27の観光アイコンを選定し、魅力的なコンテンツを制作した外国人を対象にした韓国ツアーを企画しました。



14人の「ウィキコリア遠征隊」はソウルをはじめ、済州島(チェジュド)、釜山(プサン)、全州(チョンジュ)などを訪れ、韓国の観光文化を体験しました。韓国の過去に触れることができる韓国民俗村を訪れ、伝統的な屋敷や結婚式、庶民の音楽の「農楽」を見たり、ネギのチジミの「パジョン」を味わいながら韓国の文化に触れました。

「ウィキコリア遠征隊」は韓国で訪れた場所や体験したことを撮影し、その場でブログやフェイスブックなど、SNSに載せていました。彼らの韓国文化体験記はリアルタイムでアップデートされ、世界中の人たちと共有されます。

釜山、済州島、全州の韓屋(ハノク)村などを回った「ウィキコリア遠征隊」がソウルに戻ってきたのは8月23日、金曜日の夕方でした。「プルクム」、つまり火がついたように熱い金曜日の夜を楽しむためです。この日の体験は弘益大学界わいのクラブと屋台での夜食でした。「ウィキコリア遠征隊」にも韓国の屋台の独特なメニューとにぎやかな雰囲気は大人気でした。

1週間の日程で韓国の観光スポットをはじめ、伝統文化、味、遊び、伝統衣装まで、たっぷり韓国を体感した14人の「ウィキコリア遠征隊」。彼らが体験した韓国はSNSなどを通じて世界中に伝わり、「ウィキペディア」のように簡単でしかも分かりやすく韓国の楽しみ方を教えてくれる身近なガイドとなるに違いありません。

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