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ライフスタイル

結婚の際に宗教問題

2018-03-19

玄海灘に立つ虹



韓国では結婚の際に宗教が問題になることがあると聞きました。本当ですか?

結婚の障害になることの一つに宗教の違いがあるというのは現実のことです。でも大部分はどちらかが折れて改宗する場合が多いようです。折れると言うか、まあどちらの宗教観が強いかということでもあると思います。
たとえば歌手のレインは、奥さんのキム・テヒさんと結婚するためにカトリックの信者になり、洗礼もうけました。聖堂で結婚式をあげるためには洗礼もうけ、ちゃんとした信者にならなければならないからです。
彩さんのご主人もキリスト教の信者だということですが、彩さんに一緒に教会に行こうと強制はしなかったということでした。
結婚情報会社が未婚の男女512人を対象に「男性は経済力、女性は容貌がいくら良くても結婚相手として不適格者はどんな要因のある異性ですか」という質問をしました。その結果、男性は4人に1人、25%の人が「特定の宗教への関心度」と答えています。女性は5人に1人、21%が「ママボーイ」でした。
男性のほうが宗教について指摘している人が多いのは、家の宗教と言うことだと思います。たとえば男性の家がキリスト教徒の家なら、男性としては自分の結婚する人にも一緒に教会に行って欲しいということでしょう。この教会の行事がイコール家の行事でもあったりするので、こういう話が出るのだと思います。つまり生活の中に占める宗教的な行事の割合が大きいということです。たとえば毎週日曜日には一緒に教会に行こうということです。
反対に熱心な仏教の家、儒教の家では祭祀をしないキリスト教徒のお嫁さんが来ると祭祀をする人がいなくなってしまうということで嫌がることがあります。仏教とカトリックは祭祀を認めていますが、キリスト教では祭祀をしませんから。
日本のように結婚式は式場のチャペルで、子供が生まれたら神社に、お葬式はお坊さんを呼んでという風に宗教にとらわれずに自由に出来ればよいのですか、韓国の場合、結婚式も葬式も宗教によって会場や手順などが違ってくるので問題になるということです。

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