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ライフスタイル

스드메ス・ド・メ

2018-05-14

玄海灘に立つ虹


韓国語で「스드메」という言葉がありますよね。「スタジオ、ドレス、メークアップ」の頭文字を合わせた言葉で、結婚式の前と当日に行う写真撮影のことですが、これが結婚式の中で一番お金のかかるものの一つですよね。賢い「스드메」の方法ありますかね?


まず 韓国ではウェディングフォトを前撮りするのが普通で「リハーサル撮影」「スタジオ撮影」と呼ばれています。挙式の何ヶ月も前に撮影し、出来あがった写真は当日式場に飾ります。 ドレスやシチュエーションを変えて半日以上かけて撮影します。

スタジオ撮影はもちろん、野外撮影も行います。そしてその際のスタジオ撮影代、ドレス代、メークアップ代をまとめて스드메ス・ド・メと言います。

韓国のウェディングフォトについては日本でもすでに有名なっているようで、インターネットにも紹介記事がたくさん出ていました。結論から言えば、ウェディングフォトにかかる金額は千差万別で全然違います。

彩さんなどは経済的に行ったケースだと思います。知り合いのお嬢さんはドレスは海外のデザイナーの物、メークアップも有名なショップというように全部、別々にしたようです。ただ間にそれらのショップを紹介するウェディングコンサルタントという人がいたようです。

こうなると価格は天井知らずです。ただ親としては、特に娘をもつ親としては他のことには小言を言ってもウェディングフォトに関しては文句を言えなかったという話を聞きました。一生に一度の娘の晴れ舞台、結婚式の主役は花嫁、などという言葉を聞き、浮き浮きしている娘を見ていると思わず財布の紐が緩むようです。

こんなケースもあります。知り合いの息子さんはアメリカで結婚したのですが、結婚した相手の中国系アメリカ人の女性がどうしても韓国でこのウェディングフォトを取りたいとわざわざソウルまで来て何百枚も写真をとっていきました。ドレスの他に私服や韓服でもいろいろな背景で撮っていました。1日かかったと言ってました。大満足で帰っていったということです。

ちなみに30年前にはウェディングフォトなんていうのはありませんでした。結婚式や婚約式の当日に撮るだけでした。その後20年くらい前からこのシステムが登場して未だに大盛況を極めています。いわば韓国の結婚式で花嫁にとっては一番重要な部分なのだと思います。

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