韓国のお母さんの中には息子が結婚しても、息子夫婦が出勤して誰もいない家にはいりこみ冷蔵庫の中にキムチやおかずを入れて帰る人がいるとか。手料理のおかずを息子に食べさせたいというのは分かりますが、いない間に入られるというのは嫁の立場からすれば嫌だと思うのですが。そういうときにはどう断れば良いのでしょうか。
そうなんですよね。日本では絶対に起きないであろう、こういうことが起きるのは韓国の家、特にアパートではほとんどの家が電子ーキー、スマートキーを使っているからです。電子キーというのは暗証番号さえ知っていれば、誰も簡単に玄関のドアを開けることができます。
そして新婚だったり、夫婦共稼ぎだったりすると実家からミッパンチャンと呼ばれるお惣菜や、キムチをもらうことがよくあります。週末に実家に行ったときにもらってくるという方法もありますが、お母さんのほうが親切に届けてくれることもあるわけです。お母さんのほうは親切だと思っていてもお嫁さんにしてみれば絶対に嫌ですよね。
ヒマワリチーフのお友達は一番簡単な方法をとったそうです。玄関の暗証番号の番号を変えたそうです。そしたらいつものように息子の家にキムチを運んでいったお母さん、ドアが開かないので、ああ嫌がられると気づきそれからは持って来なくなったそうです。
最近のお母さんたちはそういうことをすると嫌がられると分かるので、嫁のところにはしないようです。でも反対に娘を持つお母さんは結婚した娘の家に、普通に暗証番号をあけて出入りするようです。実家のおかあさんですからね。でも男性にしてみれば、どうなんですかね。
うちの主人の母は勝手に入ることはありませんでしたが、子供たちが小さい頃、私が仕事で遅くなる時に子供たちを見ててもらったことがありました。その時に、子供たちの面倒をみるだけでなくお掃除をしてくれるんです。普段、私がほとんど掃除をしない部分を重点的に。要するにもっと掃除をするようにという暗黙の指示だった気がします。嫌でしたね。
キムチやお惣菜類は最近は宅配でも十分運んでくれるので、田舎のお母さんたちも息子の家まで運ばすに宅配を利用するようです。彩さんのご主人のお母さんはたぶん宅配を利用されますよ。