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ライフスタイル

韓国の雨の日の過ごし方

2018-07-09

玄海灘に立つ虹

ⓒ Getty Images Bank


ソウルも梅雨入りしじめじめした日が続いています。そんな雨の続く日には、韓国では韓国らしい雨の日の過ごし方がありますよね。マッコリにチジミを食べるなんていうのが代表的ですが。こういう雨の日の過ごし方、日本ではあまり見ません。他にどんな過ごし方がありますか?

今や「韓国では雨の日にマッコリを飲みながらチジミを食べる」というのは日本でも有名になっているようで、インターネットではたくさんの記事を見つけました。
まあ俗説としてはチジミを焼く音、油にはねる音が雨の音に似ているからだと言われていますよね。その他にも雨の日にはカルククスを食べるという人も韓国では多いです。ヒマワリチーフも幼い頃、雨の日にはお母さんがカルククスを作ってくれたそうです。
私も主婦の立場になって実感として気づいたことですが、雨の日にチジミやカルククスを食べるのは買い物に行かなくてもいいからです。昔はカルククスの麺も自宅で直接打って作っていました。チジミも材料は小麦粉ですし、買い物に行かなくても家にある残り物の野菜や小麦粉で作れたのがチジミとカルククスだったのでしょう。
それから私のまわりでは雨の日にはチムチルバンに行くという人も多いです。チムチルバンは韓国式のサウナですが、雨が降ると特に年をとると腰や膝が痛くなるものです。そういうときにはチムチルバンに行き岩盤浴や汗蒸幕などに入り、身体の痛い部分を지지다といいます。これは焼くということで、チジミを焼くことも同じように 지지다といいます。つまり韓国では雨の日にはチジミも身体も焼くのが一番だということでしょうか。
私は日本に住んでいた頃は雨の日でも長靴を履いて、どんどん雨の中を歩いていた記憶があります。長靴さえ履いていれば水溜りも全然怖くなく、ビシャビシャわざと入っていました。それが韓国に来て雨の日に長靴を履いている人がいなくて、町で売ってもいないので、途端に雨の日がつまらなくなりました。雨の日に長靴はいて歩き回るような人間はいないんですね。みんな、家で大人しくチジミを焼いているということです。
そして梅雨の雨も適当に降ればよいですが、今回の日本の豪雨は本当に恐ろしいほどです。水がひかず建物の屋上などに避難されている方もいると聞きました。がんばってください。

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