年の瀬になると、今年の出来事や10大ニュースなどがよく取り上げられたりしています。自分にとっての一年をじっくり振り返るのも大事な機会です。
そこで今日は、一年を振り返りに役立つサービスを二つ、ご紹介します。
ⓒ heuton まず1つ目は、AIを使って自分を省察するオンラインサービス「ヒュートン」。アカウントを登録すると、週に1回簡単な質問が送られてきて、それに答えていくことで自分の内面を見つめることができる、というのがこのサイトの機能です。そのうちの有料プログラムの一つ、「2023年の年末振り返り」では、自分自身に対する23個の基本の質問に答えていきます。例えば、「2022年に比べてより良くなったことは?」とか、「2023年に発見した自分の新しい姿は?」など。全部回答すると、その後1週間以内にさらに掘り下げた質問が返ってきます。そうして追加の質問にもすべて答えた後、このヒュートンが回答をもとに自分の1年間をまとめたエッセイにしてくれる、というもの。自分で自分の一年をエッセイに書くのは大変ですが、AI技術を借りて実現できるということです。それに、普段考えもしなかった質問に答えることで、忘れていた出来事を思い出したり、自分の意外な一面に気づいたりする、という効果もあるようです。
ⓒ meet me 2つ目は、ミートミーという会社が作った「end and カード」というキットです。これは実物のカードを使います。20枚のカードのうち、10枚の「endカード」には自分の関心事や人間関係などを振り返る質問、もう10枚の「andカード」には仕事や消費、健康などに関して、今後自分らしくやりたい目標についての質問が書かれています。一枚ずつ裏面に回答を書き込んで、専用ケースに入れておきます。カードにはインデックスがついているので、項目ごとに簡単に取り出して見返すことができます。一年の振り返りや今後の目標を記録しておいても、その後読み返すことがなく忘れてしまう、ということがよくありますが、こうしてカードにまとめておけば、ふと気になったときにいつでも取り出して読みなおすことができます。ひとりでじっくり書き込むのもいいし、家族や友人、サークルの集まりなどでこのカードを持ち寄って一緒に書き込んだりすると、話題が弾むかもしれません。