日本から来た観光客の皆さんはエステなどで垢すりを経験することが多いと思いますが、今日は韓国の一般の大衆浴場での垢すりについてです。
エステよりももっとデイープな世界のお話です。
それでは今日も留学生の山田君と金さんの会話からです
山田さん 先日、初めて大衆浴場で友人と一緒に垢すりをしてもらいました。
金さん どうでした? さっぱりしました?
山田さん ええ、でもやはりちょっと恥ずかしいですよね。
日本の背中を流してもらう程度の垢すりじゃありませんからね。
金さん 私も日本人のお友達を連れて行ったことがありますが、
彼女いわく、「赤ちゃんになったと思えばいいのね」と
言ってました。
山田さん 赤ちゃん、なるほど、そうですね
垢すりというのは、全身を洗ってもらいながら垢もすってもらいます。
ですから、正直恥ずかしいですよね。知らない人に体を洗ってもらうの
ですから。
さてそんな時にいくつかのマナーがあります。まず入口などで垢すりを申し込み番号を呼ばれたらいくことになりますが、前に人がいないからといって、そのまますぐに台にあがってはいけません。
私はそれでオバサンに怒られたことがあります。まず軽く体を流して湯船にはいって温まって体をふやかしてからこいと言われました。
そうしないと垢が出にくいということです。
そしていよいよ台の上に上がったら、後はオバサンにされるままです。
仰向けになったり、横をむいたり、うつ伏せになったり姿勢を変えますが、
その姿勢を変える際にはおばさんがポンポンと体を叩いてきます。
体を叩かれたら姿勢を変えます。
ちょうど健康診断でバリュームを飲んで胃の検査をするときに
台の上で右を向いたり、左を向いたりさせられるのと同じことです。
ということで韓国マナー、韓国の大衆浴場などで垢すりする時には、まず湯船に入り体を温めてからにしましょう。