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ライフスタイル

韓国式の洗濯

2016-12-05

韓国式の洗濯
年末になり家庭の主婦は一年で一番忙しい季節ではないでしょうか。そこで今月は韓国の主婦の家事についていろいろとご紹介していきましょう。まず今週は洗濯です。洗濯なんていまどき、どこの家でも洗濯機でやるのだから同じだろうと思うかもしれませんが、それでも韓国ならではの習慣というのはあるものです。
それでは今週もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです

山田君  もしもし金さんですか 何かしてたんですか、なかなか電話にでなかったけど。
金さん  うん、母に頼まれて家事の手伝いで下着を煮てたの
山田君  シタギを煮る? 何ですか、それ? 何か煮物の一種ですか?
金さん  ごめん、ごめん。韓国語だと煮ると言うんだけど、煮沸消毒してたの
山田君  赤ちゃんの哺乳瓶でもあるまいし…


私も最初にソウルの祖母の家で、台所で大きな鍋で洗濯物を煮ている風景に出会ったときには本当に驚きました。今はそこまではしないかもしれませんが、20年くらい前までは、下着も靴下も、そしてフキンも雑巾もよく煮ていました。

洗濯洗剤と漂白剤を入れてぐつぐつ煮るのですが、煮た後の洗濯物はどれも真っ白になっていたのが印象的でした。それで私も結婚した後、なかなか白くならない洗濯物を煮てみたことがありました。しかし私のやり方がよくなかったのか、そんなに綺麗にならなかった覚えがあります

またこのような洗濯物を煮沸消毒するのは、韓国だけかと思ったらドイツやスイスでも行われているという記事を見たことがあります。

現在でもフキンなどはこの方法で洗う主婦がたくさんいます。また韓国の洗濯機には現在もこの煮沸の機能のついたものがあります。特に小さい子供や赤ちゃんのいる家ではこの洗濯機が人気で使われているようです
ということで韓国マナー、韓国では洗濯物を鍋で煮て煮沸消毒する習慣があります。こうするとフキンや雑巾、下着類なども真っ白になります。

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