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ライフスタイル

贈り物の季節

2017-01-16

贈り物の季節
日本の代表的な贈り物の季節と言えば、お中元とお歳暮ということになると思います。季節で言えば、夏と冬ですよね。それに対して韓国の贈り物の季節は秋と冬です。同じように一年に二回、贈り物の季節がやってくるのに季節が違うのはなぜか? それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです。
山田君 金さん、昨日の日曜日にデパートの食品売り場に日本の食品を買いに行ったら、食品売り場が贈答用品だけになってましたよ。
金さん ああ、もうすぐ旧正月だから旧正月の贈り物を贈る時期なんですよ。
山田君 この前、秋夕(チュソク)に送ったばかりでしょう。あれたしか9月でしたよね。3ヶ月しかたってませんよ。
金さん でも旧正月だから。贈り物しないと。

韓国の場合はあくまでも秋夕、旧正月と言う二つの年中行事に合わせて、お世話になった人に贈り物を贈ります。ですから、贈り物の中身も食料品が圧倒的に多いことになります。
それでデパートや大型スーパーにはこの時期、各種贈答セットがズラリと並んでいます。そしてその中身は、秋夕と旧正月の祭礼、つまりご先祖様へのお供え物に合わせて果物、魚、肉類、酒類が多くなります。
日本だとお中元だと夏の食品、たとえば、素麺とかビールが多いと思いますが、韓国では秋夕も旧暦の8月15日ですので、だいたいが9月か10月になるので素麺やビールなどが登場することはありません。
反対に旧正月の贈り物は、日本のお歳暮の中身と似ているかもしれません。季節が似ていますからね。
ということで韓国マナー、韓国の贈り物の季節は秋と冬、旧暦8月15日の秋夕と旧正月です。今の時期、デパートの食品売り場は贈答用の商品でいっぱいです。

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