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ライフスタイル

場所取り-銭湯

2017-02-06

場所取り-銭湯
最近、韓国人の間で日本旅行が大人気です。日本行きの飛行機はいつも韓国客でいっぱいです。今は冬、温泉を目的に日本に行く韓国人もたくさんいます。そしてそんな韓国人用に、最近では日本の温泉に韓国語で「温泉の入り方」に関するマナーが書かれているところがあります。しかし、日本の常識がそのまま韓国で通用するわけではないところが難しいところです。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。
金さん  山田君、旧正月に日本に帰ってきたんですって、どうだった。
山田君  久しぶりに日本の銭湯に行ってゆっくりお湯に使ってきたんだけど、大失敗しちゃったよ
金さん  どうしたの
山田君  韓国でやってたんで、銭湯で洗面器にタオルをいれて場所取りをしてお いたら、後から来たお爺さんに怒られちゃったよ
金さん  ああ、日本では銭湯での場所取りしないものね。山田君もすっかり韓国 スタイルが身についたわね

日本だと銭湯で体を洗ったら使った洗面器やイスはきれいに洗って次の人に譲るものです。しかし韓国では銭湯でも場所取りをします。シャンプーや石鹸がおいてあるのはもちろん、洗面器の中にお湯とタオルが入っているだけでも、そこは他の人が使っているということです。
いないからちょっと拝借などと、そこで体を洗っていると湯船で温まってたり、サウナの中から出てきた人に怒られることがあります。ここは自分の席だ、場所だということです。
韓国人のお風呂は非常に時間がかかります。ざっと体を流したあと、湯船につかりよく温まってから体を本格的に洗い、シャンプーをして、さらに垢すりまでします。その長い時間を使う場所なので絶対に譲れないのでしょう。
反対に洗面器にタオルを入れるなどして何らかの表示さえしておけば、湯船にゆっくりつかってきても、そこはあなたの場所となるのです。
ということで韓国マナー、韓国では銭湯で場所取りをしても大丈夫です。ここは自分の場所だと表示さえしておけば、ゆっくり湯船に使ってきてもその場所はあなたのものです。その代わり、人が混んでいるときにはなかなか場所がとれずにうろうろすることになってしまいます

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