韓国の食堂はオカズがたくさん出てくることで知られています。海苔巻きの1本、うどんの1杯を頼んでもタクワンとキムチは必ずついてきます。そしてこのおかずのおかわりもまた自由です。頼んだだけ持ってきてくれます。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。
さん 山田君、お昼食べに行かない。キムパブでも食べようと思って。
山田君 いいですね。じゃあ、僕はうどんにしようかな。
金さん オバサン、キムパブとうどんね。それからこのタクワンとキムチ、もう一皿ください。
山田君 そんなに頼んで悪いですよ
金さん 韓国ではおかわりを頼むことは全然悪いことじゃないのよ。頼んで当然なの。おばさんたちも嫌な顔しないわよ。
そうなんです。韓国ではおかわり、特にサービスで出される小さなおかずのおかわりは自由、いくらでもくれます。
食堂のおばさんたち、忙しいお昼時でも頼まれればキムチやタクワンはもちろん、煮干の煎った物、ナムル類、ジャガイモの煮た物などもおかわりを持ってきてくれます。
韓国語さえできれば、韓国語ができなくても意志さえ通じればおかわりはもらえます。
実は私は忙しいおばさんたちに、大きな声をだしてお代わりを頼むのが恥ずかしくて、なかなかお代わりを頼むことができません。そうするといつも一緒に食べている主人から、どうしてどうどうと頼まないのかと怒られてしまいます。そのくらい韓国人にとっておかわりは当然の行為なんです。
ただメインの焼肉をもっと欲しいと言ってもそれは無理というもの、あくまでもサービスででてくる小さなお惣菜の話です。
ということで韓国マナー、韓国の食堂ではサービスで出てくる小さなお惣菜、焼肉を包んで食べるサムチュなどの野菜はいくらでもおかわりができます。