メニューへ 本文へ
Go Top

ライフスタイル

封筒

2017-05-01

封筒
日本には熨斗袋があり、結婚式などのお祝い事には赤い熨斗の熨斗袋が、お葬式には黒い熨斗の熨斗袋が使われます。では韓国ではどうでしょうか? それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです。

金さん 山田君、明日はサークルの先輩の李さんの結婚式だけど行けるでしょう。
山田君 李さんには日頃からいろいろとお世話になっているので、行こうと思っています。それでお祝いを入れる封筒なんですが、どこで買えばいいのかなあ。
金さん 学校の前のコンビニでも売っているけど、別に買わなくても最近は式場に用意してあるところが多いようよ。
山田君 式場の受付にですか?
金さん そう、それに行けなければ銀行振込みでお祝いが送れるサービスもあるしね

今の季節結婚シーズンでもあります。私も先週、友人のお嬢さんの結婚式に行ってきましたが、その際に驚いたことがありました。ホテルで行われた結婚式、入口では新郎、新婦の別に受付が設けられそこでお祝いの入った封筒を出します。その受付の横にたくさんの封筒が積んでありました。白い封筒には金字で『祝結婚』と書かれており、お祝いの封筒を準備し忘れた人がそこで封筒にお金を入れ、名前を書いて受付に出していました。
おめでたい結婚式や何かのお祝いにの時には白い封筒に『祝結婚』『祝』などと書かれた封筒を使います。一方でお葬式の時にはやはり同じ白い封筒に黒字で『賻儀(プウィ)』『謹弔(クンジョ)』『追悼』『慰霊』などと書かれた封筒を使います。
香典用の封筒も病院などに敷設されている大きな葬儀会場に行くと、入口をはいったロビーに封筒と筆記具、そして現金を引き出す銀行のATMの機械が置かれています。
そしてもっと便利なのは最近ではお祝い用、香典用の簡単送金サービスがあります。これは会場までいけない人がそれでもお金だけは出さないとということで、相手の口座ではなく、電話番号だけ分かれば送金できるというサービスです。
その代わり日本のような結婚式のときの祝電、お葬式のときの弔電のようなものはありません。
ということで韓国マナー、韓国には日本のような熨斗袋はありませんが、その代わりお祝い事には白い封筒に『祝』の字や『祝結婚』と書かれたものを使い、お葬式の時にはやはり白い封筒に黒字で『 賻儀(プウィ)』『謹弔(クンジョ)』などと書かれた封筒を使います。そして最近では会場まで行く時間が無ければ、相手の電話番号さえ分かればお祝い用の送金、香典用の送金がそれぞれ可能です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >