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ライフスタイル

白手袋

2017-08-14

白手袋
韓国では改まった席で白い手袋をしている人を見かけます。どんなときに、白い手袋をするのでしょうか。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです。


金さん  山田君、昨日の結婚式はどうでした。ゼミの先輩が結婚したんでしょう。
山田君  ええ、韓国の結婚式初めてではないんですが、いつも不思議なんです。なぜか白い手袋をしている人が多いんですよね。
金さん  お客さんが白手袋をはめてたの
山田君  いえ、両方のお母さん、それから新郎もしてました

韓国では結婚式、そして葬式で白い手袋をしている人をよく見ます。まず結婚式ですが、 結婚式場側が事前に準備しておいた白い手袋を両家のお母さんと新郎に渡すことがあります。新婦もドレスに合わせて手袋をすることがあります。
実は昨日の日曜日も結婚式があり行ってきましたが、新郎はしてませんでしたが、両家のお母さん、そして新婦の手をとって入場してきた新婦のお父さんも手に白い手袋をしていました。
それから葬式のときにも手袋が登場します。喪主が亡くなった人の遺影をもって霊柩車に乗るとき、喪主は白い手袋をして写真をもちます。また棺を担ぐ人々は全員喪服に白い手袋という服装になります。
大統領や要人が国立墓地を参拝するときには手に白い手袋をして参拝しますし、墓地を守っている閲兵の兵士たちも白い手袋をしています。
そのほか、運転をするときにバスの運転手さんやタクシーの運転手さんの中にも白い手袋をしている人をみかけます。またうちの娘は大学の卒業式で白い手袋をして記念写真を撮りました。
ということで韓国マナー、韓国では結婚式に新郎新婦の両親や新郎が、そして葬式では喪主や棺を担ぐ人などが白い手袋をしている姿を見かけます。改まった席に白い手袋はマナーの一つのようです。

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