ⓒ YONHAP News 北韓の国営朝鮮中央テレビはことし6月、国を象徴する鳥、国鳥であるカササギの切手が新たに発行されたと伝えました。北韓の国鳥はオオタカとされていました。北韓はことし初めに国家象徴法を改正しましたが、より身近で接することができて親近感があるカササギに変更したもようです。北韓は7月には、農民をテーマにした新たな切手の図案を公開しました。ことしはじめに経済分野の12の重大告知を発表しましたが、告知の1番目は「穀物収量の増大」でした。農民をテーマにした切手を発行することにしたのは、こうした経済政策が反映されたとみられます。もともと切手は郵便事業サービスの料金を支払ったことを証明するものですが、北韓では体制の優位性を宣伝する政治的な道具として活用されています。
ソウル発、平壌は今、きょうは統一研究院のイ・ジスンさんの話を聞きながら北韓の切手についてお伝えします。