世界三大音楽コンクールの一つとされるエリザベート王妃国際音楽コンクールの声楽部門で、韓国のキム・テハンさんが優勝しました。アジア出身の男性が同部門で優勝するのは初めてです。
バリトンのキム・テハンさんは現地時間の4日、ベルギーのブリュッセルで行われたエリザベートコンクールの声楽部門で優勝しました。
去年チェロ部門で優勝したチェ・ハヨンさんに続いて、2大会連続で韓国人音楽家の優勝となりました。
キム・テハンさんは、「夢に描いていた瞬間が現実となり、言葉では言い表せないほど嬉しい。オペラのステージにもたくさん立ち、楽しく音楽を続けたい」と感想と抱負を語りました。
ベルギー王室が主催するエリザベート王妃国際音楽コンクールは、ピアノ、チェロ、声楽、バイオリン部門が毎年順番に開催され、ポーランドのショパン国際ピアノコンクール、ロシアのチャイコフスキー国際コンクールとともに、世界三大音楽コンクールの一つとされています。