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国際

政府 米中の関係安定努力を支持 韓中関係にも影響か

Write: 2023-06-21 10:23:22Update: 2023-06-21 15:42:05

政府 米中の関係安定努力を支持 韓中関係にも影響か

Photo : YONHAP News

政府は、アメリカと中国が、ブリンケン国務長官の中国訪問を機に、両国関係を安定させる必要性で一致したことについて、支持する立場を表明しました。 
 
外交部の当局者は20日、ブリンケン長官の中国訪問について、「米中関係の安定した発展は、域内や国際社会の平和と繁栄においても重要だ」として、米中関係に責任を持って対応していくアメリカの方針を支持する考えを明らかにしました。
 
アメリカの国務長官が中国を訪れるのは5年ぶりで、ブリンケン長官は習近平国家主席や、秦剛外相、王毅政治局委員とそれぞれ会談しました。
 
アメリカ国務省よりますと、ブリンケン長官は中国側に対し、誤った判断によるリスクを減らすため、コミュニケーションの重要性を強調し、競争が対立となってしまわないよう、責任を持って管理していく考えを伝えたということです。
 
中国外務省も、習主席が19日、ブリンケン長官と会談した際、「中国は常に米中関係が健全であり、安定することを願っており、互いに尊重し合い平和に共存し、協力しながらウィンウィンとなる方法を見つけられると信じている」と語ったと明らかにしました。
 
アメリカと中国が両国関係の安定に向けて一致したことを受け、今後、韓国と中国の間でも、意見の対立を最小限に抑えるための高官級協議が行われるのではないかという見方が出ています。
 
とくに、来月13日から14日まで、インドネシアで開催されるASEAN=東南アジア諸国連合の外相会合に合わせて、朴振(パク・チン)外交部長官と秦剛外相が会談するかどうかに注目が集まっています。
 
これについて外交部の当局者は、「まだ具体的な協議は行われていない」としながらも、「政府は相互尊重と互恵に基づき、より健全かつ成熟した間中関係を発展させていくという立場を一貫して守ってきた」と述べました。

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