アメリカ国務省で東アジアと太平洋を担当するクリテンブリンク次官補は、ブリンケン国務長官の中国訪問の結果について説明するため、韓国を訪れています。
外交関係者によりますと、クリテンブリンク次官補は、米中会談の結果について韓国の高官らに説明するということです。
ブリンケン長官は、中国訪問の前に韓国の朴振(パク・チン)外交部長官と電話で会談し、訪中の結果を韓国と迅速に共有すると伝えていました。
クリテンブリンク次官補は、今回の訪韓前に、ブリンケン長官は中国で「韓半島と北韓の核・ミサイルプログラムについて議論した」と明らかにしています。
クリテンブリンク次官補はまた、20日に日本外務省の森健良外務事務次官、市川恵一総合外交政策局長、船越健裕アジア大洋州局長とも意見交換を行いました。
双方は、中国への対応を含め、引き続き日米で緊密に連携していくことを再確認したということです。