カリブ海のトリニダード・トバゴと中米のパナマを歴訪中の韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理が、韓国によるカリブ海地域への協力基金をいまの5倍に増額する方針を表明しました。
国務総理室によりますと、韓総理は現地時間の2日にトリニダード・トバゴの首都ポートオブスペインに到着し、3日から5日まで開かれた「カリブ共同体」の首脳会議に、韓国の首脳クラスとしては初めて出席したということです。
韓総理は、首脳会議の2日目に開かれた「カリブ共同体」設立50年を記念する会議で、「韓・カリブ協力強化策」をテーマに特別演説を行いました。
そのなかで韓総理は、協力強化に向けた努力について説明し、韓・カリブ協力基金をいまの5倍に増額する方針を示しました。
「カリブ共同体」には14か国と1地域が加盟していますが、このうちの13か国が博覧会国際事務局の加盟国で、万博誘致に向けた支持の取り付けにおいて重要な地域と言えます。
韓総理はトリニダード・トバゴへの訪問中、「カリブ共同体」の加盟14か国すべてと2国間会談を行いました。