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社会

新型コロナ 釜山に入港のロシア貨物船で船員16人が集団感染

Write: 2020-06-23 15:14:29Update: 2020-06-23 15:50:18

新型コロナ 釜山に入港のロシア貨物船で船員16人が集団感染

Photo : YONHAP News

韓国南東部の釜山(プサン)の港に入港したロシアの貨物船の船員16人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
この貨物船は3900トン級の冷凍貨物船で、今月21日、釜山の甘川(カムチョン)港に入港しました。
貨物船には船員21人が乗っていましたが、新型コロナウイルスの確認検査を行ったところ、22日夜までに、このうち16人の感染が確認されました。残りの5人は、陰性判定を受けましたが、追加検査のため隔離中です。
釜山市の保健当局は、集団感染は船長から始まったと見ています。
船長は1週間前に発熱の症状を訴え、ロシア・ウラジオストクで船から降りていて、その後、感染が確認されたということです。
しかし、この貨物船は甘川港への入港の際に、「感染症の症状のある人はいない」と申告していたということです。
このため、甘川港の荷役作業員や船舶修理業者、水産物品質管理係の公務員など韓国人労働者160人ほどが通常通り貨物船に乗りこみ、作業を行いました。
釜山市の保健当局は、このうち87人を接触者として分類し、自宅待機させ、検査を行っています。
この事態を受けて釜山港湾公社は、甘川港に入港している10隻あまりの船舶の荷役作業を中止し、出入りを禁止しています。

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