サムスン電子のことし第３四半期の売り上げは、およそ67兆ウォンに上り、過去最高を記録しました。
サムスン電子が29日に発表した連結決算によりますと、ことし第３四半期の売り上げは66兆9600億ウォンで、営業利益は12兆3533億ウォンでした。
売り上げでは、これまでの最高記録だった65兆9800億ウォンを３年ぶりに更新しました。
半導体部門の売り上げは18兆8000億ウォンで、営業利益では第２四半期よりやや増加した５兆5400億ウォンを記録しました。
とくに、前の四半期まで振るわなかったスマートフォン部門が回復したことで、ITモバイル部門で売り上げ30兆4900億ウォン、営業利益４兆4500億ウォンを記録しました。
テレビなどの家電部門の営業利益も前の四半期より30％以上伸びて、１兆5600億ウォンとなりました。
サムスン電子は、主要国の景気浮揚策による効果によって、テレビなどの家電製品の売り上げが大きく伸びたことが背景にあると分析しています。
また、プレミアム冷蔵庫や乾燥機、衣類管理機などの需要が高まったことも影響しているということです。