東京に駐在していた韓国の南官杓（ナム・グァンピョ）大使が先週25日、日本の加藤勝信内閣官房長官に離任挨拶をしましたが、加藤官房長官はその席で徴用工問題をめぐる韓国側の適切な対応を改めて求めたもようです。
共同通信によりますと、南官杓大使は25日午後、首相官邸に加藤官房長官を訪ね離任挨拶をしたということです。
加藤官房長官はその席で徴用工問題をめぐる韓国側の適切な対応を改めて求めました。
そして日本人の拉致問題を含む北韓への対応について両国間で緊密に連携していくことで一致しました。
また南大使は、来年7月の東京オリンピック・パラリンピックの成功開催に向けて貢献したい意向を伝え、そのために両国が協力することで一致しました。
大統領府青瓦台は先月、次の日本駐在大使として韓日議員連盟の前会長で「日本通」として知られる与党「共に民主党」の姜昌一（カン・チャンイル）前国会議員(68)を内定したと発表しています。
一方、日本メディアが26日、報じたところによりますと、加藤官房長官は24日の定例の会見で、28日で締結から5年目を迎える韓日両政府による慰安婦合意について韓国側に着実な履行を求めたということです。