中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は19日までに新たに532人が確認され、累計で11万4646人になりました。 
土日で検査数が少なかったこともあって、1日の新たな感染者数は、6日ぶりに500人台になりました。
1日の新たな感染者532人のうち、国内での感染は512人で、残りの20人は海外からの入国者でした。
地域別には、ソウル136人、京畿道（キョンギド）142人、仁川（インチョン）10人と首都圏が全体のおよそ56％にあたる288人で、首都圏以外もおよそ44%と、感染は全国的に広がっています。
なかでもインドで新たに見つかった新型コロナの変異ウイルスが韓国国内でも確認されたため、防疫当局は緊張を強いられています。
政府は、状況が悪化する場合、感染対策の「社会的距離の確保」のレベルを引き上げるほか、首都圏のカフェや飲食店などの営業時間制限をいまの午後10時までから午後9時までに1時間縮めるなどの措置についても検討する方針です。
死者は4人増えて、1801人になり、韓国の致死率は1.57%になりました。