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政治

6か国協議の韓米首席代表がソウルで対面協議 米新政権後初の開催

Write: 2021-06-21 15:06:28Update: 2021-06-21 15:32:24

6か国協議の韓米首席代表がソウルで対面協議 米新政権後初の開催

Photo : YONHAP News

北韓の核問題をめぐる6か国協議の韓国とアメリカの首席代表が、バイデン政権発足後、初めてとなる対面での協議を行い、北韓に対して、米朝対話の早急な再開を促しました。 
魯圭悳(ノ・ギュドク)韓半島平和交渉本部長とアメリカのソン・キム特別代表は21日午前10時からおよそ45分間にわたって、ソウル市内のホテルで協議を行いました。
ソン・キム特別代表は、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記兼国務委員長が17日の労働党中央委員会の総会で、「対話にも対決にも準備する」と発言したことについて、「われわれはともに、対話と対決を準備するだろう。金総書記が言及した『対話』が、われわれが近く前向きな回答を得ることを意味するのであれば期待する」と話しました。
魯本部長も、「金総書記の発言に注目している。韓米間の連携と調整を通じて、北韓との早急な対話の再開に向け韓国の役割を引き続き果たしていく」と述べました。
魯本部長は協議後、記者団に対して、「先月末の韓米首脳会談での協議内容の履行に向けて、踏み込んだ議論を行った。なかでも、南北、米朝間の合意にもとづいて、北韓との対話と関与をどのように進めるかを重点的に協議した」と明らかにしました。
また「今後、韓米間で、緊密に連携し、対話が早急に再開されるよう、ともに努力することで一致した」と話しました。
バイデン政権はことし2月中旬と5月初めに北韓に対して、対話を提案していて、北韓は2月中旬の提案に対しては、反応を示しませんでしたが、5月初めの提案に対しては、「受け付けた」という反応を示しています。
一方、ソン・キム特別代表と魯本部長は日本の船越アジア大洋州局長とともに、6か国協議の韓日米首席代表による協議も行い、北韓の核問題の解決に向けた韓日米の連携などを協議しました。
韓国外務省によりますと、韓日両国の懸案について意見を交わすため、李相烈(イ・サンリョル)アジア太平洋局長と船越局長との協議も行われる予定だということです。

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