中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は22日までに、新たに395人が確認され、累計で15万1901人になりました。
地域別には、ソウル126人、京畿道(キョンギド)92人、仁川(インチョン)15人と、首都圏だけで233人に上りました。
新型コロナワクチンの1回目の接種は、総人口の29.3%に当たる1503万人あまりが済ませました。
2回目の接種まで済ませた人は、総人口の8.1%に当たる416万人あまりとなっています。
保健当局は、「2週連続で週間の感染者数が減っていて、感染者数は減少傾向にある」としながらも、「感染力の強い変異ウイルスが広がっていることから、緊張を緩めてはならない」と強調しています。
このため中央災害安全対策本部は22日、会議を開き、政府の感染対策「社会的距離の確保」の緩和に合わせた変異ウイルス対策について議論しました。
中央災害安全対策本部は、「感染対策の緩和が、油断につながってはならない。感染対策の徹底とワクチンの接種は安全確保のための2つの軸だ」とし、自治体で変異ウイルスの検査ができるようにし、感染リスクの高い国からの入国者に対して隔離施設で収容する措置を取る方針を示しました。