来月1日の全国主要都市の市長と9つある道の知事などを決める統一地方選挙と国会議員の補欠選挙に向けて、19日から公式な選挙運動が始まりました。
中央選挙管理委員会によりますと、公職選挙法にもとづいて19日から選挙日前日の今月31日まで、公式な選挙運動ができるということです。
この期間には、街宣車を使っての街頭遊説や、対談、選挙ビラの配布、新聞や放送での広告、ポスターや横断幕の掲示などが認められます。
今回の選挙は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の発足から22日で行われることから、発足まもない尹政権の今後の政権運営の行方を占う試金石になるとみられます。
与党「国民の力」は、国政を安定させるための支持を呼びかけ、最大野党「共に民主党」は、政権をけん制するための支持を呼びかけるものとみられます。
今回の選挙には、全国2324の選挙区から7616人の候補が立候補しています。