中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は19日午前0時までに新たに13万8812人が確認され、累計で2200万37人になりました。
新たな感染者のうち、国内での感染は13万8347人で、のこりの465人は海外からの入国者でした。
新たな感染者数は、1週間前に比べておよそ1.1倍、2週間前に比べておよそ1.2倍となっています。
重症患者は22人増えて492人となっています。
このうち60歳以上が427人と、86.8％を占めています。
新たに報告された死者は、前日より22人多い83人で、4月29日以来の多さとなっています。
亡くなった人は累計で2万5896人、致死率は0.12％となっています。
防疫当局は、夏で人の移動が増え、感染拡大の勢いが続いていると指摘しています。
防疫当局は、検査と治療を同時に受けられるワンストップ診療機関を１万か所以上に増やしたと説明し、今後、感染者が30万人まで増えても対応できるよう医療システムを強化する方針を示しました。
また、60歳以上の独り暮らしの高齢者などを保護するため、在宅療養中の感染者に対して健康状態を定期的にチェックし、早期に対面診療を受けられるようにするほか、今週末から首都圏の病院を対象に、当番制で週末に重症患者向け病床を運営する制度を導入するとしています。
防疫当局は、大規模な集団感染のリスクが高い公演施設や軍の施設、保育園などに対し、感染予防対策に力を入れるよう呼びかけました。