ここ数日、厳しい寒さが続いたことで、ソウルを東西に流れる漢江(ハンガン)の表面にこの冬初めて氷が張りました。平年より16日早く、2000年以降では4番目に早い結氷です。
気象庁によりますと、漢江の結氷は、ソウルの朝の最低気温がマイナス9度6分にまで下がった25日午前、初めて観測されたということです。
去年は暖冬で、結氷は観測されませんでした。
気象庁は、今月14日からソウルの朝の最低気温がマイナス10度前後にまで下がり、日中の最高気温も氷点下となるなど厳しい寒さが続いたため、結氷したとみています。
気象庁は1906年から漢江の結氷を観測していて、現在の結氷の判断基準は、漢江に架かる橋の1つ、漢江大橋の南側から2番目と4番目の橋脚から上流100メートルの川面が凍ったときとされています。