メニューへ 本文へ
Go Top

文化

KBS 新社長の任命手続きが難航

Write: 2023-10-06 14:47:55Update: 2023-10-06 15:35:53

KBS 新社長の任命手続きが難航

Photo : KBS News

KBSの新しい社長を決める手続きが難航しています。 
 
KBSの理事会は、現在空席となっている社長を決めるため4日に開いた臨時理事会で、韓国の日刊紙「文化日報」の元論説委員、KBS釜山放送総局の現職の記者、そしてKBS新事業企画部の元部長の候補者3人と面接を行い、理事による投票を行いました。
 
投票の結果、過半数となる6票以上を獲得した候補者がいなかったため、上位2人に絞って決選投票が行われるはずでしたが、徐基錫(ソ・ギソク)理事長の一存で投票が見送られ、6日にもう一度理事会を開いて議論することになりました。
 
しかし、6日の理事会を前に、与党寄りとされる理事の1人が辞任を表明したほか、決選投票の候補のうち1人が辞退する意向を示しました。
 
これを受けて、徐理事長は6日午前に開かれた臨時理事会を、開会と同時に閉会させました。
 
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に近いとされる徐理事長は、政権が推す候補が決選投票で過半数を獲得できないことが予想されるため、理事会を一方的に閉会したものとみられています。
 
KBS内部では、理事長の一存で候補者の決定が見送られたことに加え、与党側の理事が辞任し、決選投票の候補が辞退したことなどから、社長候補を選ぶプロセスについて、公募の段階からやり直すべきだという声が高まっています。
 
次の理事会の日程は決まっておらず、候補者をあらためて公募するかどうかも決まっていません。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >