イスラエル軍は、イスラム組織「ハマス」の戦闘員が持っていた兵器をメディアに公開しました。そのなかには北韓製も含まれていました。
イスラエル軍は26日、イスラム組織「ハマス」が今月7日にイスラエルに攻撃を仕掛けてきた際に所持していた手りゅう弾やロケット弾、対戦車弾などの兵器を公開し、そのなかには、北韓製もあると説明しました。
イスラエル軍によりますと、ハマスは使用する兵器のおよそ8割をガザ地区内で自ら製造していて、残りは北韓製とイラン製が1割ずつだということです。
これに先立ち、韓国に駐在するイスラエル大使も、ハマスが北韓製の兵器を使用した可能性があると、今月16日に指摘しています。
その翌日、韓国軍の合同参謀本部も、北韓製の122ミリ放射砲弾がイスラエル近郊の国境地域で見つかっており、ハマスを支援する武装勢力などが使ったとみられると明らかにしています。