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韓半島

板門店の見学が再び中止に 北韓の再武装で安全性に懸念

Write: 2023-12-01 15:37:29Update: 2023-12-01 15:38:58

板門店の見学が再び中止に 北韓の再武装で安全性に懸念

Photo : YONHAP News

南北軍事境界線上にある板門店(パンムンジョム)の見学プログラムが、先週、4か月ぶりに再開されましたが、その直後、北韓が南北軍事合意を破棄して、非武装地帯での緊張が高まっていることをうけて、韓国側の見学プログラムが再び中止されました。 
 
統一部の関係者は先月30日、「北韓軍が板門店のJSA=共同警備区域で拳銃を身につけて勤務しており、韓国側はまだ非武装状態であるため、安全面で懸念があり、板門店の特別見学を当分行わないことにした」と述べました。
 
再開の目処は立っていないということです。
 
JSAではことし7月、見学に参加していたアメリカ軍兵士1人が、無断で軍事境界線を越えて北韓側に渡る事件が起き、見学ツアーが全面的に中止されました。
 
それから4か月経った先月22日、統一部は、政府機関が企画する特別見学プログラムに限定して、見学を再開していました。
 
しかし、北韓による軍事偵察衛星打ち上げへの対応として、韓国政府が軍事合意の一部効力の停止を決めたことに北韓が反発して合意の全面破棄を宣言するとともに、板門店を警備する兵士の再武装を進めたことから、韓国政府は見学を再度中止しました。

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